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残暑お見舞い2

アップロードファイル 50-1.jpg「えっへへ~~vv」
「こんばんは。お久しぶりね。」

人波を縫って九龍と皆守の前に現れた八千穂と白岐。
浴衣姿の二人に、男二人はしばし言葉を無くしていた。

「ねね、どう?似合う、似合う??」

八千穂が見せびらかすように袂を振りながらくるりと回る。
白岐は恥ずかしそうにしながらも、気持ちは八千穂と同じらしく、問いかけるような視線をこちらに向けてくる。

「ああ、まぁ…馬子にも衣装ってやつだな。」
「皆守君の答えなんか期待してませんよーっだ。」

んべっと舌を出した八千穂は白岐の手を取ると、おもむろに九龍の前に並んで立ち、とっておきの笑顔を見せた。

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