記事一覧

バレンタインSS補足

アップロードファイル 32-1.pngバレンタインSSなんですが、九龍君、かなりうちの子設定入ってます。性格的に。
生い立ち話なんて書こうものなら上段蹴りじゃ済まないような気がします。ええ、そりゃもう、真っ暗ですからウチの九龍君の過去。
秘宝がトモダチ。秘宝は俺を裏切らない。秘宝は俺を待っててくれる。

望まぬ暴力に傷つけられて汚されて、それが逃れられない運命ならば、自分の意思でそうなってしまえと思ってしまった少年。
大人たちの自分勝手な思惑に振り回されるのではなく、自分からその思惑に乗っかって利用する為にトレジャーハンター志願して、秘宝の輝きだけが心の拠り所。みたいな。

うっわー暗い^^;暗いってか痛い…。
人当たりのいい笑顔も、懐っこさも、自分で相手との距離を決める為のもの。
排他的にならないのは、本心では物言わぬお宝ではない生身の、自分だけに価値のある”たからもの”が欲しいと願い続けているから。
―って九龍に夢見すぎかしら…

夷澤

アップロードファイル 31-1.pngいつかてっぺんとってやる

「俺、下手でしたか…?」
「んー?そんなことないよ?」
「ハッキリ言ってくださいよ!先輩イッてないじゃないっすか!それって、良くなかったって事じゃないんすかっ?」
「いや、俺はお前が満足すればそれでいいから。それに大抵の奴は俺より先にイっちゃうし…。まぁ、中の上ってトコじゃないかな?」
「大抵の奴って…それじゃ…」
「ん。そういうこと。俺そういうのあんまり気にしないからさ。俺とヤリたいって言う奴がいれば相手するし。」
「そんなッ!俺は…俺は!」
「駄目だよ、夷澤。」
「何が駄目なんすか」
「遊びでないならやめとけ。」



とりあえず思いついたセリフをめもめも…。
やることやっても片想い。
そしてこのあと九龍は皆守に自分を叱ってもらいに彼の部屋へ、夷澤は八つ当たりするために響の部屋へ行って実は慰めてもらっちゃったりする展開。